乳幼児突然死症候群(SIDS)を知ろう
乳幼児突然死症候群とは
Wikipediaによると
「何の予兆もないままに、主に1歳未満の健康にみえた乳児に、突然死をもたらす疾患である」
考えたくないけれど知っておく必要があります。
なぜなら、知識により予防できる点もあるからです。
アメリカ小児科学会によるとリスクを下げるために
知っておかなければいけないこととして
以下13点を挙げています。
【SIDS予防のための13個のポイント】
赤ちゃんが眠るときは必ず仰向けで寝かせましょう。硬いマットレスに寝かせましょう。
赤ちゃんが眠るベッドに、おもちゃやぬいぐるみは置かないようにしましょう。
両親は同じ寝床ではない、同じ部屋に寝ましょう。
できるだけ長く母乳育児を続けましょう。
定期健診を必ずうけ、大切な予防接種を受けましょう。
喫煙者からお子様を遠ざけましょう。
眠るときに着せすぎないようにしましょう。
眠るときはおしゃぶりをくわえさせましょう。
SDIS予防のモニターをつけてもSDIS予防にはなりません。
アルコールを飲んだ育児者はお子さんと一緒に眠るのは避けましょう。
生まれた後、できるだけ早くカンガルーケアをすることがおすすめです。
授乳後、クッションやソファーに赤ちゃんを寝かせるよりもふとんに寝かせましょう。
クッションやソファー親のベッドから落ちないように安全に気をつけましょう。親のベッドに寝かせる場合はその場から離れないようにしましょう。2歳未満のベッド柵は大変に危険なのでやめましょう。
また、タミータイム(うつぶせ寝運動)を病院から退院したらすぐから始めましょう。必ず保護者が見ているところでやってください。首の力を強くする、そして頭の形がが悪くならないようにします。
一つ一つもう少し詳しい
ポイントが必要なので
別の機会に説明します。
私が助産師として働いていた8年間で
直接かかわったお産でお二人
SIDSでお子様をなくされました。
その方たちはリスクも低かったので
なぜ?と悲しみにくれましたが
答えがないのがSIDSです。
但し、知識を得ることでリスクが減らせるので
親が整えてあげられる環境は
しっかりと介入してあげましょう。
リソース
https://www.aap.org/en-us/about-the-aap/aap-press-room/pages/american-academy-of-pediatrics-announces-new-safe-sleep-recommendations-to-protect-against-sids.aspx
SIDS and Other Sleep-Related Infant Deaths: Updated 2016 Recommendations for a Safe Infant Sleeping Environment