授乳中のアルコールはダメ?お酒好きな人には知って得する豆知識
妊娠中のアルコールはおすすめしませんが、
授乳中にアルコールをたしなむことは可能です。
現在のリサーチでは1週間に1~2杯のビールをたしなむ程度ではの赤ちゃんへの影響はないと言われています。
実際には1日で最大
お母さんの体重1キロ当たり0.5gまでのアルコール量
であれば母乳を通じて赤ちゃんが摂取しても安全だと言われています。
例 50kgのお母さんが飲めるアルコール量= 50x0.5=25g
これは350mlの缶ビール1本もしくはワイングラス1杯です。
個人によって酔いやすさは違うので注意が必要ですが、
一般的には30~90分で母乳中のアルコールは頂点に達する
と言われているのでこの時間は避けましょう。
また、ビールやワインを飲むと血行が良くなるために
おっぱいの分泌が良くなるということを聞いた事がある方もいると思いますが、
これは間違えです。
研究では3~4時間後の母乳の量が23%減ったということが証明されてるそうです。また、母乳からの少しのアルコールの影響によって赤ちゃんの睡眠は長く眠るのではなく、よく起きてしまうという影響もあるそうです。そのほか、アルコールは赤ちゃんの体重増加をゆっくりにさせてしまったり、毎日1杯以上お酒を飲みながら授乳をすると赤ちゃんの運動機能に影響がでるとも言われています。
授乳中のお酒を楽しむポイント
1、体重によっての計算ですが、1週間に1~2杯のビールは飲めます!
2、飲酒後90分は授乳を避けましょう。
3、お酒は母乳分泌を減らしてしまう可能性があるのでリスクは理解しましょう。
4、毎日飲むのは避けましょう。
5、飲酒後必ずしも搾乳する必要はありません。
6、赤ちゃんは肝臓の機能が未熟なので生後3カ月までは避けましょう。
アメリカにはミルクスクリーンというものがあり、
妊娠検査薬のように試薬に母乳を垂らすと授乳できるかどうかわかります。
私は試した事がありませんがお酒が好きなお母様は持ておくと良いかもしれません。
ドラッグストアやアマゾンでも簡単に購入できますよ。
お酒はきちんとリスクを理解し赤ちゃんに影響がない程度で楽しみましょう。